ゲームとシミュレーター

勝利条件は特になく、じっくり楽しめるゲームが好きなんだけど、ゲームは勝利に向かって競い合うからゲームとして成立するんじゃないかという気もする。

もしゲームじゃないとすると何なんだろうと考えると、シミュレーターというのが一番近いような気がする。

SimCityとかはすごくわかりやすい。目的のあるシナリオモードもあるけど、基本的には自分の好きな街作って遊ぶし、目的もその都度変わる。渓谷作ろうとか、大気汚染しまくろうとか。

ロールプレイングゲームというのも、ロールプレイというのが元々シミュレーター。TRPGならキャラの性格に合わせて、あえて損な行動をする事もある。オープンワールドのゲームだと街の人をストーキングしたり、ロールプレイがしやすくなってる。

逆にシミュレーター要素の少ないゲームと考えると、例えばじゃんけん。勝利条件がそのままゲームシステムになってて、じゃんけんしてる以上の気分は何もない。

将棋や囲碁も戦争をモチーフにしてはいるけど、戦力が駒という形でシンプル化されて、交互にしか駒を進められない。問題はゲームにどう勝つかで、あんまり指揮官気分は味わえない。

これがシミュレーションRPGになると、駒に成長機能が付いたり、内政で戦力をカバーできたり、駒同士が結婚ができたりして、ちょっとずつシミュレーターっぽくなってくる。

ただゲーム性とシミュレーター性というのは、相性があまり良くない。

将棋よりもシミュレーションRPGの方がゲームバランスは悪くなる。あれとあれが結婚してたら強い子供が居て楽勝というのも困るし、誰が結婚しても同じ戦力なら今度はシミュレーターとしての楽しみが無くなる。多少デメリットのある選択肢の方が楽しい事もある。

セインツロウ2では服屋を見つけるとちょくちょく新しい服買って着替える。これに防具や防御力という概念がゲームに存在しないからで、何着ても同じだから気分で買える。服をたくさん買うとポイントが付いてゲーム上お得なシステムもある。

オブリビオンだと強い能力補正が付いた防具しか買わなくなる。普通の服とか宝石も売ってはいるんだけど、それで旅すると瞬時に死ぬので、普通にプレイしてる分には買うことがない。最終的にディードラ装備かグラス装備になってしまう。

じゃあセインツロウ式の方がいいのかというとこれも微妙な所で、せっかく凄い鎧見つけても防御力変わらなかったら泣いてしまう。どこを重点的にシミュレートしたいのかで、色んな防具使って欲しいなら防具ごとの性能差を減らせばいい。

ゲームルールで解決する方法もある。街の中で鎧来てると不審な目で見られるとか、潜入ミッションができないとか。これはこれでルールや操作が複雑になりがちという問題がある。

去年あたりまではオープンワールドゲームのグラフィックを強化して、代わりにシミュレーター性を減らしたものがいくつかあったけど、Skyrimでは街の人のAIを強化しようとしてるし、セインツロウ3では街に対して出来る事を増やそうとしている。今のゲームの進化は自分好みの方向に行こうとしてると思う。

posted by unaunagi at 2011/08/25 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム>全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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