身長はモテる条件に入っている

昨日の話の逆パターンで、女の子の方がやりやすいのが、めちゃくちゃ身長高い男を描くこと。

まず基本として、大多数の女の子が考えるイケメンの条件として、身長というのが含まれているということ。
昔はよく三高(高学歴・高収入・高身長)というのが結婚の条件みたいに言われていて、最近ではそれは聞かなくなったけど、別に身長がどうでもよくなったわけじゃない。

大学に送り込んであるスパイからの報告によると、女子大生の考える彼氏の身長は170センチ以上が最低条件だったとのこと。
全国平均が171ぐらいだからめちゃくちゃな要求ラインではないし、数字も他の要素や好みで上下するだろうけど、身長というのが条件に入っていることが重要。
男の場合、どういうのが理想かと話し合う時に、身長という話はあんまり出てこない。
タレ目がいいかつり目がいいか、髪は長いか短いかとかと同じ。完全に個人の好みの問題。
実際会った時に自分より高かった場合におっきいなあ…ってのは思うけど、思うだけで、自分より背高い人は駄目というような共通認識はない。

こういう思考が創作物の設定にモロに出てくる。

男が書く時もそれなりに重要ではあるんだけど、全体のバランスで考える。
サッカーのキーパーなら高めだろうなあとか、小さいけど頑張るタイプも欲しいなあとか。
髪の色をどうするかと似たような感覚。
背が高いイケメンキャラというのもいるけど、だいたい噛ませ犬。
コンプレックスが原因かもしれないけど、同じ生まれつきの要素でも、顔が良くてモテるのは納得できるのに、背でモテるのは納得いかないというのは不思議なところ。
でもそうなってるんだから仕方ない。

女の子の場合どうもそうではなく、主人公クラスが軒並み180〜190クラスになってたりする。別に全員バスケ部とかじゃなくても。
そして女の子の主人公やその友達も170ぐらいある。
これらはプロフィールの数字じゃなく、各パーツなどの比率などの見た目の話。
要するに主人公の女の子がスーパーモデルみたいな手足になってて、それよりさらに高い人じゃないと嫌だから、やたら背の高い人ばっかりになる。
その世界で体格のいい格闘家やボディーガードなんてのを出そうと、2メートルは余裕で越える。
でもプロフィールの数値は平均的なままなので、背景との比較や作画表現としておかしな事になってくる。

この考え方を利用すると、自分がモテるために背を伸ばすのは無理でも、キャラクターをモテさせるために高身長にすることは出来る。
身長が足りないと、かっこ良く描いてるつもりでも、内面はともかくルックスにはハンデ有りとみなされている。
なぜか女子人気が全然ない場合は、身長、特にヒロインとの身長差を考えてみる必要がある。
(これは正統派のカッコイイキャラを狙う場合で、可愛いを狙う場合はまた別)

逆に男でも読めるようにと考えて描くなら高身長のやりすぎは危険。
全国平均が171という事は読者の平均もそれぐらいなわけで、190で普通の男の子ですという感じで描かれるとドン引きする。
身長を高くするなら高いということをセリフや周囲の状況で説明が必要。バレー部から誘われてるとか、廊下で歩いてて頭ひとつ抜け出してるとか。そうなると個性として理解の範囲内になる。
posted by unaunagi at 2013/02/11 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 考え事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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