VMwarePlayerでUbuntuを動かす

 事の発端はお絵描きソフト。

 時々入れ替えて気分転換をしたくなるけど、最近はマルチプラットフォームのソフトが多くて、Windowsでの動作が微妙に怪しいものが多い。

 MyPaintの1.1.0はWindows用のビルドで何かバグがあるらしくて半年ぐらいそのまま。Kritaもなんかタブレット回りの調子が悪くてペン先が思ったように切り替わらない事がある。

 Windowsで不安定ならUnix系のOSで動かしたらいいじゃないかということで、VMWareを使用して仮想化を使って2つのOSを共存させる事にした。これならディスクのパーティーションも切らなくていいし、Windows用ソフトも以前のまま使える。

ホストOS Windows7 Pro 64bit版
ゲストOS Ubuntu 13.04 64bit版

 OSはUbuntuを選択。極力ターミナル画面を使わずに済んで、オフィス互換ソフトも入ってて、Windowsユーザーが移行するのに向いているような気がする。ただウィンドウを閉じるボタンが左上にあるのと、メニューバーとタイトルバーが分離してるので多少違和感はあるけど、思ったより普通に使えた。ゲームとかしないでインターネット中心ならUbuntuだけでも十分な気がする。

 一番びっくりしたのが動作の高速さ。起動には10秒〜20程度かかるけど、起動後の動作は非常に素早い。XP Modeで使っているVirtualPCに比べると雲泥の差がある。中のOSの違いなのか仮想化ソフトの違いかのかわからないけど。

 CPUに仮想化用の機能が色々ついてる事と、ディスクイメージをSSD上においてるというのが良かったのか、もたつく感じがほとんどない。絵を描くのも極端に大きいブラシを使うなどして意図して負荷をかけない限り違いに気付かない。Windows版を使う方が速いけど、ブラウザ上で動くお絵描きソフトなどに比べればずっと速い。

 マウスの連動性も素晴らしい。Windowsからシームレスに受け渡しされるから、動作の軽快さとあいまって仮想化してたということ自体を時々忘れる。

 ただ1つ困ったのがペンタブレットを認識してくれなかったこと。色々エラーメッセージを調べたりタブレット関係のスレを見て回っても、使えないという事例が全然見当たらない。他のUSBメモリとかも含めて調べた結果、USB3.0のコネクタに繋げると上手く認識されないことが判明。USB2.0のコネクタに差し込めばあっさり動作。
 
 何故USB3.0だと駄目なのかという理由自体はよくわからないけど、なんとなくマザーボード(P8H77-V)が原因のような気がする。仮想化支援機能のVT-dも初期値が無効でBIOSでの設定が必要だった。

 そんなこんなで無事タブレットも使えるようになって気づいたのは、Ubuntuのタブレット設定ではサイドスイッチを消しゴムにするという設定が出来ないこと。MyPaint等大抵のマルチプラットフォームでサイドスイッチ消しゴムの動作がおかしくて、しかもずっと放置されているのは、そもそもそういう動作自体が想定外で、コミュニティ内にも気にする人が少ないんだろうと思う。

 色々試してわかったのは、不安定なのはほぼサイドスイッチ消しゴムのせいで、Ubuntuにするとそれがそもそも出来ないわけで、お絵描きソフト安定化の方策としてはいまいちだった。

 ただこれはこれで別の使い道がありそうな気はする。公式のWindows用のビルドはなかったり遅れたりするし、最終的にWindowsで使うにしてもUnix上でないとデータ生成自体が難しい物もある。そういうのは無理にWindowsで互換ソフトとか探すよりUbuntu環境を使っちゃった方が早そう。
posted by unaunagi at 2013/08/13 22:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分別 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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